15000人集合の大イベント
●9月17日は磐梯熱海スポーツパークに熱海町の人口の倍以上の1万5千人が集まった。イベントは震災後の福島県を元気づけようと「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追い」と名付けた県内各地6日連続の野外ロックフェスティバルのメインであった。
●磐梯熱海温泉旅館青年部は出前足湯を提供した。理事長の私は「その辺でウロウロして居れば良い」からと素直に従った。
●前日の夕刻にはマー君と散歩しながら、会場準備を見に行った。何と10人程度だが翌日の8時の開門を待っていた。
●当日朝6時から足湯を準備。飲食ブース前に来場者用足湯。正反対の楽屋側に出演者用足湯をセット、源泉を張った。8時に開門。お客様は野球場の方向にとぐろを巻いて並んでおりイベントの成功を確信した。
●徹夜組、早朝組が腹をすかせ、飲食ブースにやって来た。そして
10時開会、大音響は耳ばかりでなく体にも風圧が響く。午後には多くの観客がフードコートにやって来て足湯も満員、まるで泥大根を洗うようだった。めざましテレビの皆藤愛子キャスターに私はインタビューを受けた。「原発による被害は?」「この苦難は天の試練と受け止め、ニッコリ喜んで立ち向かいます」と答え、青年部指示の私の役割はほぼ終了。
●出演者用足湯は使用者無し。長澤まさみ、西田敏行など出演前の緊張で足湯どころでは無い。そのぶん楽屋裏から進行を見た。やがて福山雅治が登場、黄色い声援はひときは大きい。舞台裏で福山の動きをジッと見つめる内田裕也、「俺の若い頃はこんなものじゃ無かったぜ」と背中に書いてある。
●フィナーレはノリにノッテ、18時40分、夜空に上がるの花火と共に大団円。
●私は自転車で磐梯熱海駅に直行した。駅前広場は帰りの人でごったがえす。ホームはあふれんばかりで入場制限していた。臨時電車も4本やって来た。驚くのは従順に応じる乗客。あとで聞くと3,400人運んだそうな。この駅始まって以来の出来ごとだった。
●この企画の総合プロデュースの箭内道彦氏、後押しの福島民報社、が来年も福島県を元気にするために磐梯熱海でロック・フェスを開催して下さる事を強く望みたい